【Blog】牙をもがれたペテン師

久しぶりに大阪に出たので楽器屋巡りをしていました。
ぶらぶら歩いていたらちょっと変わったギターを発見したので試奏してみました。
すると横にもう一人若人が試奏を始めました。
少しすると爆音でメタルっぽいピロピロした演奏をしていたので、
「すごいなー。」
と向いてみたら。ものすごいドヤ顔をされました。
このときボクはとっても悲しい気分になったのです。
昔はボクもこんな感じだった、自分の凄さを相手にアピールしようとしていた、そんな風に昔を思い出しました。
いつの間にこんなに競争心とか相手に対して上に立とうという意識がなくなってしまったんだろう。

学生時代にはボクもメタルをやっていて、アングラとかイングウェイとかピロピロやっていたのですが、そもそもそんなに上手くはなかったような気がするのです。
なんか適当にごまかしてたら「うまい!うまい!」と言われていたような気がします。
感嘆符は付いてなかったかもしれませんが。
この経験が「そうかボクは人をごまかすのが上手いのか」と自己評価していました。
それでも、牙みたいなものは持っていて、上手そうに聞こえる感じでちょこちょこっと周りの人をペテンにかけていた訳です。

ただし、この前楽器屋さんに行った時は完全に牙が抜かれていました。
いや、ボクの場合色々な経験から牙をもがれたと言っていいような気がします。

ドヤ顔をされた彼を見たときの感想が「あぁ、こういうギターも弾いてみたいな」なのはさすがにいかんような気がするのです。
なぜあそこでボクは彼のバトルに応じてあげなかったのでしょうか。
そのせいで自分の新しい可能性を閉じてしまったような気がします。
悲しい気持ちになった反面、こうやってボクはロボットみたいに感情の起伏が少ない人間になって行くんだ、と危機感を覚えました。
ボクみたいな行動はある意味大人の反応ということになるのでしょうが、こんなつまらない大人にはなりたくないのです。
だからボクはもっと世の中に対して牙を剥いていきたいです。
ありがとう青年。

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